2017年 02月 21日 ( 1 )
RAF SIMONS/ROBERT MAPPLETHORPE 2017 Spring/Summer
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ロバート・メイプルソープ財団からのオファーにより実現したコレクションです。
ビッグシルエットのシャツや脱構築を繰り返し原型さえ留めていないカーディガンにフォトグラファー、ロバート・メイプルソープの作品をプリントした布帛をアタッチ。
パティ・スミスやセルフポートレイト、静物、ラフ同様豊富なメイプルソープのアーカイブからセレクト。
全体的にどこか、ニューヨークのアンダーグラウンドなムードが漂うコレクション。

今回のテーマである”PRIDE IN INDIVIDUALITY”(個性こそ誇り)では、大量消費のブランドが多様する中で原点を見つめ直すべき、自身の20年にわたるキャリアを統括する集大成としてアーカイブを用いたショーを行いました。

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ロバート・メイプルソープはアメリカ・ニューヨーク州ロングアイランド生まれの写真家。ブルックリンのプラット・インスティテュートでグラフィックアート、絵画、彫刻を学ぶ。在学中「パンクの女王」ことパティ・スミスと暮らしていました。旧知の仲であることからパティ・スミスのジャケットアルバムの写真も数枚手掛けています。

1986年にエイズとわかり、3年後に死去。42歳という若さで亡くなっています。
率直で官能的な中期の作品が公費で購入される芸術作品としてふさわしいものかどうかの論議を呼んだそうです。
生前にバイセクシャルを公言していた彼はその想いを作品に託しました。彼の作品の多くには花やヌード、セルフポートレートをモノクロ写真で収めた世界観で表現されています。黒人モデルを西洋の彫刻に見立てたヌード集「THE BLACK BOOK」では賛否両論を巻き起こし一躍その名を轟かた。

メイプルソープは有名になりたい、人々に知られる存在になりたいという欲望を隠そうとはしなかったそうです。

Fashionsnap.com より一部引用させて頂きます。

ラフシモンズのインタビュー

「いくつかの都市を旅し、数多くある作品群すべてに目を通しました。アーカイブを見るのはとても面白くエモーショナルな衝撃を受け、私が尊敬しているアーティストも数多く撮影されていたことがわかりました。例えば、素晴らしい画家のアリス・ニールや、ウィリアム・デ・クーニンのポートレートなど。この多くの作品をどう表現しようかと考えた時、誰もが知っている有名で繊細な作品と、多くの人に批判される作品(男性器などのセックスシンボル)を並列にすることがとても重要だと思ったのです。」

ショーについて

「まず今回は、”ギャラリーショー”といったものを想定していました。メイプルソープの作品を発表することは、過去にアート系(シックス・ジャーマンやトーキンなど)の人たちがやってきました。でもそれらはいつもギャラリーで発表されていて、同じようなテキストやフォーマットだったのです。私はファッションデザイナーですし、ギャラリーで見せる方法ではないので、そこに注力することは大きなチャレンジでしたが、とても興味深いことでもありました。」

ラフシモンズの強い思いが込められた今回のコレクション。
是非店頭にてご覧くださいませ。

余談ですが、
ロバート・メイプルソープの写真展『MEMENTO MORI』が、3月14日から東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催されるみたいです。

『ロバート メイプルソープ写真展 ピーター マリーノ コレクション「MEMENTO MORI」』

2017年3月14日(火)~4月9日(日)
会場:東京都 銀座 シャネル・ネクサス・ホール

時間:12:00~20:00
料金:無料

無料ですので、是非観に行ってみてください。

Kaneko
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by via_senato | 2017-02-21 17:10 | Raf Simons | Comments(0)